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身辺とは?/ セントラルファイナンス

[ 704] 身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記
[引用サイト]  http://crusherfactory.net/~pmoon/mt/

公式ブログを追いかけてるべびプリファン諸氏におかれましては、いまやすっかり「あ、これは何かのエピソードが展開する前フリだろうなー」みたいに、一日単位ではなく日記と日記をつないだ「つなぎ」「まとまり」の単位で読むことで得られる物語の空気を肌で感じられるようになっておいでだと存じます。
「物語」という言葉の定義は難しいですが、たとえば「無限にある世界の状況の中からある視点で切り抜られたある一定範囲の出来事が、筋道をつけたひとまとまりの報告として表現される(その結果、心理的なダイナミズムを生じせしめる)もの」──としてみると、すでにBabyPrincessには立派に「物語がある」んですよね。
てなわけで、その「物語」が具体的なエピソードとしてはどんなものだったかおさらいするべく、公式ブログでひとつの状況が複数の日にまたがって展開されたものをまとめてみました。(2008年5月29日現在まで)
・麗、そっけない日記を怒られて翌日に書き直す。以後このように2日間にまたがって前フリ→オチという形をつけるパターンが定着していく。
・消えたおやつの行方は? 4日間できれいに起・承・転・結になっており、姉妹日記初の長編的なエピソードとして特筆される内容。身近な題材(おやつ)から始まったのを姉妹の深い絆でしめくくるエピローグが見事。
・前月に続いてまたもや麗のそっけない日記が怒られて書き直し。このように、いったんオチがついたと思われたネタが潜伏して、後で表に出てくるパターンも定着していく。
・麗の態度にかんするネタはここで再び潜伏し、さらに後へつながる。目先の展開の底に長いスパンで潜在情報が流れていくという多層構造は、べびプリだけでなくどんなメディアでも、連続的に展開されるドラマ全般を理解し楽しむうえで重要なポイント。
・14日は怒涛の日中連続更新。そのため、3日間にまたがるドラマでありつつ、同時に14日単体の内部でも起点(おはよう)から収束(おやすみ)までの長大なまとまりを備えており、一種の入れ子構造になっている。
・また、ここで氷柱のチョコに関しての情報が潜伏して、翌月のホワイトデーで表出することになる。それも合わせてひとまとまりにみてもいいだろう
・ひな祭りの準備期間中、同時進行で26日・28日に「幼児グループが風邪を引く」という小エピソードが挟まれており、これを29日に「でも無事に治ったのでひな祭りは行われます」と安心させるプロセスを経てひな祭りエピソードの一部として統合している。ひじょうにテクニカルなストーリーテリングだ。
・ホワイトデーで主人公に対して素直でない態度をとった氷柱が反省するまで。3/14が一日2回更新によって時間を縦断したエピソード性を得ている。
・直前のホワイトデー話とのつながりに注目。ひとつのエピソードのオチが同時に次のエピソードの起点になるという、オーバーラップ方式になっている。
・べびプリファンの間で物議をかもし続ける謎のピンク象フレディについてますます謎が深まる迷エピソード。しかし主眼はあくまで姉妹と主人公の絆の発展にあり、いまのところフレディはマクガフィン的なものだと思っておきましょうか。
・ここまでに反復してきた文脈を背負っているので、これを非常に長いスパンで展開された「男ギライの麗の日記」編のまとめとして見ることができる。
・同時期に出た電撃G'smagazineの誌上連載とのリンクで、旅行中の出来事は雑誌を読んで把握するように、プロローグとエピローグにあたるところだけを見せる形になっている。
・この2日間だけで閉じる話ではなく、とても長いスパンで折にふれてつむがれる大きな「氷柱と綿雪の姉妹愛」編の一端としてみることができる。その場合、起点は1月8日となる。
・立夏でシチュを起こしてヒカルで収拾。どらやき事件編は起点のヒロインが最後にまた収束させる役を果たしてたが、今回は前座とメインを分ける方式をとっている。
・主人公について「女装に違和感がないような容姿をしている」という情報が明示される重要なエピソード(笑)
こうして振り返ってみると、そろそろ1クールアニメくらいにはできそうなエピソードのストックがありますなあ。
上でも書いてますが、物語としてとくに大事なポイントは「いったん潜伏しておいて、しばらく時間が経ってから回収される情報の流れ」をもつ多層構造をなしているところですね。
ときには"それ"がすごく長い期間を飛ばして出てくるので、我々は全体の内容をおおづかみに覚えておきながら、同時に目の前の一日一日の記述をも吟味していき、全体と部分のいきいきした流動を楽しむことになります。
「幾百星霜」は明治だか大正だかのレトロ時代を舞台にしたお嬢様バディストーリー、らしい(まだ読んでない)。
女学校に通う良家のお嬢さま、杉内さんは、あることをきっかけに同級生の滝さんと親友になりました。ところが杉内さんの縁談が“背丈”を理由に破談になったと聞いた滝さんは、まだ見ぬ杉内さんの許婚者を見に行こう!と言い出して!? 人の恋路に口出ししたり、自分の恋には足踏みしたり…と周囲を巻き込み大騒ぎ、かわいい凸凹コンビがおくる今よりもちょっと昔のものがたり。待望の第1巻!
これからはこういうケータイ側からの越境が小説のみならず漫画でもひんぱんになっていくのでしょうか。ディスプレイの構造・規格上、同じ作品の同じ情報を目にしてもケータイと本では体験の性質が異なるのがおもしろいですね。
チョウ・ユンファに亀仙人役のオファーが来た理由が「グリーン・デスティニー」なのか「バレット・モンク」なのかが気になる今日この頃。
ジャンル過剰供給気味の昨今、まわりまわって基本へ立ち返ることもあろうかと。いやネコミミが何の基本かは知らねども。
最後のページには「私たちの初恋はこれからだ!」というセリフを入れるべきだと思いまちた。ジャンプ漫画として。
主な活動内容はそこらへんの美少女を連れてきて仰向けに寝転んだペンギンの顔をぐりぐり裸足で踏ませる競技です
・たむらけんじゲスト登場回。なくなった獅子舞をプリキュアが探す。小道具つきのゲストのオーソドックスですね。
・ビラ配りのためにココ・ナッツ・シロップを客引きに立てるうらら。こ、こやつこの若さでもう男を使う術を知っておるとは! 恐ろしい子!
・たむけんを"仕事に迷いが差し込んだオトナが弱音をふっきる"フォーマットに流し込むことでYP5になじませたのは巧いですね
・獅子舞ホシイナーが思いのほか格好いい。どのくらい格好いいかというとちょっぴりオシシ仮面を連想するくらい格好いい。
・怪物にとりつかれた相方(獅子舞)が、たむけんの叫びで揺らぐ。って、何気にすごい重要な描写じゃありませんかこれ(笑)
・さすがにブリーフ一丁のおっさん芸人をもろに描くのはキッズアニメのドレスコード上まずい・・・というわけで、
・芸能人のうららもいるのにのぞみたちがたむけんについて分からなかったのは、どうもあの世界では"たむけん"が愛称じゃなくて芸名そのものだったかららしい。そこでオチにつながる。
江戸時代の中期(宝暦二年;1752)に刊行されて写本で伝わる遊郭の秘伝書「おさめかまいじょう」の内容を紹介した本で、当時の遊郭の経営者の視点で、遊女がどんなセックステクニックで男客へ対応すればいいのか超具体的に記述してあります。
男女の性器の見きわめから、手の使い方、口の使い方、胸の使い方、尻の使い方、器物・薬物の使い方、複数人での交わり方、そのほか諸々、とりあえず現代人が思いつくほとんどすべての性技はすでに網羅されていたのが分かります。
当時の文献で、男が女をどう攻めるかというテクニック本はいろいろ巷に流通していたけど、こういう女性側からの積極的なテクニックを記した本は珍しいそうな。
で、「おさめかまいじょう」は技術書であると同時にお店の心得を示したガイドラインでもあり、とにかく遊女には普段から養生させるよう口をすっぱくして説いているのが興味ぶかい。
たいがい田舎上がりの娘は食糧事情が悪いところから来るので痩せこけていることが多く、まずは体格と体調を整えさせろということらしい。
テクニックの指南にしても、客を満足させる大前提として、いかに遊女の負担を減らすかという点が軸になっている。
交合するのが難儀な客──性器のサイズが極大な客や、精力旺盛すぎたり色事に熟達してたりで遊女を疲れさせしまう客など──が来た場合に、どういう技で応じれば女体が損なわれずに済ませられるかが事細かに書いてある。
商いはんじょうは、一に、男衆をして喜ばす事に尽きるなり。然れども、その基は、おなごをして、いろいろ習わしめ、丈夫に長持ちさせるに尽きるなり
基本は「遊女を酷使して使い潰すな。客に潰させるな」という姿勢で、でもこれはもちろん人道的な理由ではなく"大事な商品だから可能なかぎり良い状態で長持ちさせろ"というクオリティコントロールの問題意識からきており、単純に激しい奴隷的搾取をおこなう凄絶さとは異質な、人間を商具として"手厚く管理する"粛々としたありさまがいっそスリリングですらあります。
独り静かに、しかしどこまでも旨そうにメシを食う男の日々雑感。グルメ漫画のありかたに一石を投じる傑作が装い新たに再刊行。

 

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