目標とは?/ セントラルファイナンス
[ 382] 自分らしいキャリアを築くために:キャリアに「目標」は必須ではない (1/2) - ITmedia Biz.ID
[引用サイト] http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0611/21/news052.html
キャリアや人生を、自分の望むようなものにしていくためには、大きな目標や明確なビジョンが必要だと思い込んではいないだろうか。実は、そうとも限らない。価値観を明確にし、それを満たしていくことで、望みのキャリアを築いていくこともできるのだ。自分のキャリアに迷いを感じている人、必読です! 「まず目標から発想して、今、何をするかを考えるのがいい。だから人生でも仕事でも目標を決めろ」という人がいますし、もちろん、この方法で大成功している人もいます。私が留学していた頃の米国でも、盛んにビジョンだ、目標だといわれていました。 ところが、日本に戻ってコーチングの仕事を始めてみると、なかなかビジョンを引き出すことができない。そしてそれを、私の引き出し方が下手だからとか、日本人がアメリカ人に劣っているのではないか……という風に考えたこともありました。 実は日本人が劣っているのではないのです。ただ、ビジョンや目標を決めるとやる気が出る人と、自分らしさや価値観を日々満たしていく方がやる気が出る人、それぞれ両方の人がいるということなのです。この考え方は100%平本オリジナルです。 “目標やビジョンがない”のに、成功している例として、ある町工場の社長さんの例があります。その工場では、その部品がないとNASAのロケットが飛ばないくらい精度の高いものを作っています。にもかかわらず、社長さんにはビジョンも目標もありません。では、何があるのかというと、価値観があるのです。「どうしたら、ここをあと0.01ミリ削れるだろうか」と、「精度」という価値観にしたがって仕事に取り組んでいるのです。日々、価値観を大事にしているうちにすごい結果が出た、といえるかもしれません。 ですから、目標やビジョンがないからといって、落ち込まないでほしいのです。価値観と目標のどちらかが大事、といっているわけではありませんし、どちらか1つがなくていい、といっているわけでもありません。つまり、 この2つの傾向があるのです。別の言い方で、「未来への実現がやる気を引き出す人=ビジョン型」と、「今、大事なものを満たす方がやる気がでる人=価値観型」とも表現できます。 未来を決めて、そこから今を捉えるほうがいい人をビジョン傾向の強い人、毎日毎日、自分の大事なものを満たして積み上げていくほうが、やる気がでる人が価値観傾向の強い人です。 ビジョン型は、例えば転職するときに、「自分は5年後にああいう仕事をしたい」と考えます。「職場はお台場で、総ガラス張りのビル。モダンなインテリアのオフィスで、こういう人材派遣業をやっていたい。だから今、この会社にいる間に、お金を貯めて技術を身につけよう。そして5年後に独立しよう」と。 未来に、例えば5年後・10年後に、こうしたい、ということを発想してから、今を考えていくほうがやる気が出る人=ビジョン型です。 これに対して価値観型は、何年後どうしたいというよりは、「自分にとって今、何が大事か」という価値観を、日々の仕事で満たしているかどうかが大事です。例えば、人材派遣業で経理をやっている女性Aさんの場合を考えてみましょう。Aさんの価値観は、「人に接して人に喜ばれる」ことです。すると、5年後にどの仕事に就くかどうかよりも、人に接して喜ばれることを満たせるかどうかが大事です。彼女は「人に接して喜ばれるのは、きっと研修業に違いない」と思い、研修会社に転職しました。でも「君、経理やっていたんだったら、また経理やってよ」と言われてしまい、この会社でも人に接することができない。これでは、「希望の会社に来たのに、なんで幸せじゃないんだろう、満たされないんだろう」となってしまうのです。 価値観傾向の強い人にとっては、仕事の業種・職種を特定することは重要ではありません。自分の価値観が満たされるかどうかが大事です。Aさんにふさわしいのは花屋さんかもしれないし、飲食店やレストランかもしれない。今までと全然違う業種かもしれないけれど、そこでAさんなりの「人と接して喜ばれる」価値観が満たされることが大事です。 部下指導の際の典型例も紹介しましょう。価値観傾向の強い上司が、ビジョン傾向の強い部下に接するときは、こんな風に言いがちかもしれません。「おまえ、5年後とか10年後とか、そんな先の未来の話ばっかりしないで、1日1日の仕事を大事にしろよ」。相手にも自分の傾向を当てはめて、つい、こんな風に言ってしまうわけです。 逆に、ビジョン型の上司と価値観型の部下だったら、「お前はチマチマしてないで、もうちょっと遠い未来に夢を描けよ」とか、「夢がないんだよ」というように言ってしまうかもしれません。 ビジョン型のキーワードは「夢」とか「目標」です。その言葉を聞くとビジョン型の人はワクワクするんですね。一方、価値観型のキーワードは「自分らしさ」とか「こだわり」「大事なもの」などです。そのほうが夢とか目標といわれるより、価値観型の人にはしっくりきます。 3分LifeHacking:「ちょっと一服……」の場所がないときに使う4つの喫煙スポット検索サービス外出先でちょっと一服したい、しかしここでタバコを吸ってもいいんだろうか……。そんな悩みを解決するのがケータイの喫煙スポット検索サービスだ シゴトハック研究所:先送りで仕事の効率を上げるには?【解決編】ついついやってしまう先送りではなく、意識して行う先送りなら仕事の効率も上げられます。先送りすることによるメリットを意識して、活用するにはどうしたらいいでしょう。 プリントゴッコが販売終了 年賀状文化の衰退も後押し理想科学工業は、プリントゴッコ本体の販売終了を発表した。Eメールの普及などで日本の年賀状文化が衰退したことも、販売終了の要因の1つだという。 仕事耕具:新開発フィルターで清掃回数が減少 日立の液晶プロジェクタ日立は液晶プロジェクタ「CP-X450J」を発売する。新開発の吸気フィルターを備え、清掃の必要回数が減った。罫線や方眼画像を投影して、図やグラフを書きやすくする「テンプレート機能」も搭載する。 もう大丈夫、あなたを救う「うつ対策119番」:「ツレうつ」的闘病のコツ――ムカつくけどしょうがない【最終回・社会復帰編】「全部うつのせいにしちゃえ!」――死にたくなる衝動をそう乗り切れと説いた前回。いざ職場復帰した時の心構えは? 職場のみんなはどう接すべき? 今後の生き方は――? 最終回は尽きない疑問符を、可能なかぎり解き明かそう。 Oracleネットワークを構成・管理するツールとその使い方、実際の接続の流れを学ぶ。細かい用語の間違いに注意! 家族の事情を踏まえ、職場環境の充実を求めて、地方への転職活動を。妥協はしたくなかったため苦戦が続いたが、その心構えがよい結果を生んだ ITプロジェクトは人がすべて。今回は、メンバの調達やチームビルディングに関するプロセスを解説。モチベーション向上のヒントも! |
[ 383] さよなら目標 - tapestry::reikon
[引用サイト] http://d.hatena.ne.jp/reikon/20070707/1183897881
十代後半から二十歳代にかけては、自分の将来に対して「こうなりたい」という大きな目標をいつも掲げては挫折を繰り返し、結局、「さえない自分」でしかない現状にため息をつく日々でした。それなりに仕事でお金はもらっていたし、人づきあいも楽しんではいたけれど、自分の「なりたい」からは程遠く、そんな状況に対して常にジレンマ、焦りを抱いていました。 三十歳の頃、自分よりも何倍も強い意志を持ち、掲げた目標に対して努力を惜しまずに猛進していく人たちと出会う機会がありました(その代表格は結婚した相手です)。 その人たちとの出会いによって、これまでの自分がなぜ「さえなかったか」が手に取るように分かり、自分の中にあった意味のないプライドがズタズタに引き裂かれました。ああなんだ、自分は身の程をわきまえず、根拠のない自信ばかり持って高い目標を掲げ、それに対して努力もせず、目先の快楽に走る日々を送っていた軟弱者だったんだ。 学生時代は、テストをすれば点数がもらえたので、自分の努力の結果がはっきりと分かりましたが、社会では、自分のやっている活動に明確な点数がつきません。年収や身につけているものの違いは多少あるけれど、それほど如実に差は出ないし、他人の目をごまかすことはできてしまうから、つい、自分に対して、甘い評価をくだしてしまいがちです。ましてや、若さと愛嬌をうまく利用すれば、女性はずいぶんと優遇されます。いつのまにやら、要領のよさと若さで自分と他人をごまかす知恵だけで年をとってしまっていた私がいました。 そして私は、一度、地の底に落ちました。落ちるまでの時間もけっこう長かった。だってすぐには自分の非力や能力の低さを、素直には認められないですから。 そんなわけで、その後の私の人生は、挫折感と無力感に覆われた日々になりました。自分の人生がさえない理由が自分にあったということを、全面的に認めてしまった後は、生きるのが辛くてだるくて仕方がありませんでした。いや、過去形ではなく、今もその無力感と戦い続けているわけです。 ですが、なんとなく、最近は自分が以前よりも「小(こ)まし」にはなってきている気がします。それは、若かりし頃に身の程をわきまえずに目標を掲げて失敗した経験をふまえ、最近はもう、目標というものを立てなくなったからだと思います。 もちろん、目標を立ててそれに向かって実行を移せる人は、そうしたほうがいいのですが、高すぎた目標に負ける経験を何度かした人は、もう同じ過ちは繰り返さないほうがいいと思うのです。だからといって怠惰に暮らせといっているのではなく、とりあえず目標を設定するのをやめてみて、目の前の自分がやるべき小さなことをとにかくひとつずつ「つぶす」「こなす」「やりとげる」作業を続けていけばいいと思います。 私の場合は、「人との約束を守る」「うそをつかない」「ごまかさない」といった小学生の決まりのようなことでした(本当に!)実はそれすらできていなかったんですね。しかし、そんな基本的なことができなくて、社会でうまくやっていけるわけがありません。もちろん人によって、とりあえずクリアしていくべき小さなことのレベルは異なるのでしょうが、こんなふうに、少しずつ自分のクリアできるハードルを高くしていく方が、自分もラクだし、結果的には悪くない方向に進んでいけるということが分かってきたのです。 今の私は、やっぱりまだまだ低迷期ではありますが、自分の能力の限界を知ったことで、逆に今ならやれそう、と思うことが出来てきました。「ダメダメ期」から、わずかばかり抜け出せてきたのかな・・・。 若いうちから能力がある人は、こうした苦労もせず目標をどんどんクリアしていけるのでしょうね。そういう人こそが、やっぱり社会で活躍する人なんでしょうが、自分はそうじゃないってことを認めることで、後咲きの人生を目指していける気がします。 そんなわけで、「こんなはずじゃなかった」と思って生きている人がいれば、一度、「こんなはずなんだよ」と敗北宣言してから、もう一度、ゆっくりと立ち上がって進んでみたらどうでしょう。 こんにちは。このエントリーを読んで、ミスチルの「Any」を思い出しました。僕も後咲きなので、とても共感ができます。 ここ一年ほど、私も「後悔ばかりしている自分」「目標を立てても失敗し続けている自分」から卒業したいとあがいていました。ときには後退したとしても、一歩一歩前に進んでいけたらいいなと思っています。>敗北宣言してから、もう一度、ゆっくりと立ち上がって進んでみたらどうでしょうこれにすごく勇気づけられました。 本当の自分に気付くことは難しいものだと思うのでそれに気付いた事で一歩前進ではないでしょうか。そんな私もずっと模索中です!reikonさんのエントリーを読んで、「7つの習慣」を思い出しました。(まだ1つめの習慣を読んだ所なので紹介するのも恐縮ですが)あと、エーリッヒフロムの「愛するということ」も近いかなと。機会があったら是非。 reikonさん、こんにちは。実は私、ここ最近、どん底に突き落とされているなぁ、と思っていたところだったんです。ブログを拝見して、「そうだ、1つづつ階段上るようにしていったらいいのか」と改めて思いました。とりあえず、今目指している資格が取れるように頑張って、ゆるゆるとでも立ち上がって前に進んでみます。 reikonさん、おひさしぶりです。第1回公聴会の解散後、「はてなダイアリーの歌」竹笛バージョンを披露させていただいた1ユーザですが、覚えておいでだとうれしく思います。さて、私にも高い目標に対して突っ走れてそれに疑問を持たない、強い友人がいます。彼女は彼女のワンダフルライフを生きていて、ソレでいいんだとこのエントリを拝見してつくづく思いました。それが彼女のしたいことなんですからね。比べる方が間違ってるし、ある意味で置いていかれても構わないと思いました。これは甘えじゃなくて、自分のペースじゃないってことで……。自分にはまだ目標とか夢とかいったやつが見つかりません。でも、大事な友人はいるし、家族もいるし、上司や仕事仲間も大切なみなさんです。この人たちと、自分自身のために、ちょっとしたことでも何かできたらいいな、ソレだけを毎日やっていけば、10年後には、結果的には、今は思いも付かないような高い山を登りきっている気がするんです。自分が他人にちょっとして差し上げたことが、自分自身へのフィードバックとして何が還ってきてるかを見る目だけは忘れないようにすれば。失礼ながら、うまい棒とソーメンをすすりながら京都で右往左往なさっていた頃、たぶん、今の「はてな」は想像できなかったのではないですか?今も色々と右往左往があるのかもしれないし、ないのかもしれませんが、いずれにせよ道はどこかにつながっているでしょう。若輩者が生意気言いました。アメリカには慣れてきたでしょうか? reikonさん、しなもん会長と本物の社長さん、また、はてなスタッフのみなさんのご健康をお祈りいたします。 こんにちは。3日ほど前にこのエントリを読んで、何か、心が動かされて、コメントしたいような、でも何を書いてもいいのか分からないような気持ちでいました。今日からは星をつけて帰ります。。 |
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