嫌わとは?/ セントラルファイナンス
[ 715] 出もの腫れもの処嫌わず
[引用サイト] http://black.ap.teacup.com/saikyou/
乳ガンと闘うだけでもパワーがいるのに、周囲に気を使ったり、無理解に傷つけられたり…。何でこんなコトにまでわずらわされなくちゃいけないんだ!、世の中間違っとる!!。てなぐあいに乳ガン患者が社会に対して感じる問題を、さまざまな「お題」を立てて議論する場です。参加者は、自分の関心のある「お題」に対して、コメントやTBを行うことで、議論に参加することが出来ます。病気であることが社会的に重荷にならない世の中をめざして、広くアピールしていきたいと思います。→ブロガー同盟のポリシー 医療崩壊を進める厚労省の医療費削減政策と真っ向から闘っている済生会栗橋病院副院長・本田宏先生のCDやソフトのダウンロードについてまとめてあります。 しばらくブログの冒頭に表示するので、お役立ててちょんまげ。本田先生をはじめ、CDへのリンクを張っていただいてる、ある町医者さん、情報をいただいたグレさん・葉っぱさん・九州の内科医さん、PDFファイルとHTMLファイルを作ってリンクしていただいた、yururiさん・miyaさん、ありがとうございました。医療者と患者・市民のナイスな連係プレーですっ!! 1月13日の講演で使われたものです。加工して使ってもらっても構わないつーことで、本田先生よりご承諾を得ています。ただし、17MB以上あるのでかなり重たいです。 ●また、何らかの理由でソフトがダウンロードできない方のために、PDFファイルとHTMLファイルを作ってもらいました。そのままプリントアウトもできまっせ。たーだーし、PDFはパワーポイントのように、重なった画像を動かすことはできませんのであしからず。HTMLは、かなり編集してあるので見やすいかと思います。 人気blogランキングへ←この情報が役に立った!と思った方はクリックを!!。ランキング上位にいればこの情報を目にする人も増えます。 やれやれ、なかなかブロガーとしての調子が戻って来ないでグダグダしてたら、あっという間に1週間たっちゃったよ。以前のように毎日バリバリ書きまくっていた最凶さんは細胞的に別人だな。きっと。 とりあえずこないだちょろーっと触れた割ばし家族が朝日新聞の報道にクレームつけたってー話なんだけど、07年の春に朝日に連載されてた『ドキュメント医療危機』の中で、例の割ばし事件についての取り上げ方が偏ってるって遺族が主張して、社内の『報道と人権委員会』が対応には問題あるが修正するほどではないという見解を出したそうな。 あちこちググってみた限りでは、医療ブロガーで取り上げてたのは、時々のぞきに行ってる遊佐奈子さんの「女医− −遊佐奈子の政治と医療・裁判員制度と冤罪」くらい。ちょうど関連記事を紹介して頂いてるんで、使わせてもらっちゃいます。いつもすびばせーん。 だからこの家族がこーゆーふーに反応してくるのは想定内だし、6段抜きの記事にするほどのことかよってーのは引っかかったけどスルーしかけたんだよ。 しっかーし。ブログ再開した5月21日のNHK生活ほっとモーニング「シリーズ医療再生・不信と対立をこえて」を見てたら、勝村久司が「全国の医療事故の被害者に声をかけて会合を開いた」という画面で、奈良大淀事件の例の亭主といっしょに割ばし母もしっかり顔を出していて「『お前らのせいで救急が崩壊した』と言われている」と、「裁判を起こしたことへの風当たりに悩む家族」とゆーイメージで報じられているじゃーないですか。おんやー?このタイミングで出てくるって、最凶の邪推のアンテナがピクピクしちゃうんですけどー。 そもそもこの番組は、厚労省が進めようとしている「医療事故調」(説明するとちょー長くなるのでいつも解説が分かりやすい「健康、病気なし、医者いらず」のDr.Iさんにまかせちゃいますけど許してちょんまげ)について解説してるんだけど、勝村久司を狂言回しにして、奈良大淀事件については遺族の主張ばかりを一方的に振りまいてんじゃないの?ってなニュアンスで、一瞬、事件直後に毎日新聞をはじめとするメディアが「医者が悪い」の大キャンペーンをやっている時にタイムスリップしたんじゃないかと錯覚しちまったぜ。「医療事故調」のネタにするにはどーよって内容に、タイトルを「不信と対立を煽って」にしたほーがいいんじゃないかと思ったくらい。うぷぷぷぷぷ。 ま、番組へのツッコミはとりあえず次回のココロだーとしておくけど、こりゃ何かウラがあるんじゃないかと思って、もー1回切り抜いといた新聞記事を読んでみたら、遊佐さんとこや朝日のサイトでも紹介されてる「報道と人権委員会」の見解とは別もんで、割ばし家族のコメントとかが載っていてツッコミどころ満載の内容になってるじゃん。 いちばん「えーかげんにしなさいっ!」なのは、割ばし家族が「記事に、正確さや公正さで配慮を欠く面があり、読者の誤解を招く点があった」ことを朝日が認めたんで納得したってんだけど、それについての朝日側の見解の一つが「(記事の中で発言を紹介されてる)救急専門医は弁護側証人であるのに、その事実を書いておらず、読者には中立的な専門家のように映る」って部分ね。 そんなら割ばし家族には、ぜっぴTBSにも申し立てをしてもらおーじゃあーりませんか。だって「割ばしが傷つけたのは脳かハートか」で書いたよーに、みのもんたの「朝ズバッ!」なんかにさも「中立的な専門家のよう」な顔をして出てきた「医療ジャーナリスト」の油井香代子は、著書の中で割ばし家族に都合のいいよーに事実のネツゾーをしたり、「医療の良心を守る市民の会」の発起人にも一緒になって名を連ねている、れっきとしたお仲間だもんねー(ちなみに勝村久司も発起人の一人)。 これじゃーTBSの報道は「正確さや公正さで配慮を欠く」と申し立てるしかありませんな。自分に都合の悪いことには知らんぷりじゃただのダブルスタンダードじゃないのー?。 「医療事故調」の議論が盛んになるにつれて、「命を救えなかった医療者には全員ペナルティを!」って考えてるとしか思えない連中が、メディアをリードしようとヤッキになってる匂いがプンプンしてきたなー。ますますアンテナを尖らせとかないと。 ところでところで、割ばし家族はいいことを教えてくれましたな。朝日新聞の記事の内容に「正確さや公正さで配慮を欠く」点があったバヤイは、社内の「報道と人権委員会」に申し立てをすれば、ちゃーんと対応を検討してくれて、見解を6段抜きで紙上に掲載してくれるんだー。しかも裁判が係争中で白黒ハッキリしていなくても。こりゃー利用しなくちゃソンなシステムだと思うんだけどどーよ。 なかなかチョーシがでないけど、ご支援が励みになりますんでクリックをよろしくねっ!→人気blogランキングへ医療報道 メディアリテラシー 情報操作 どーもゴブサタでーす。バトルオブピンクリボンが盛り上がってる最中だってのに、例年12月とGW前後は恒例の陶器市の準備とそのあとの脱力で脳みそがスカスカになっちゃうんで、戦線は離脱、ブログもお休み状態だったのはカンベンしてちょんまげ。 とくに今回は、乳ガン手術以来ヒサビサにトーゲー家としてのやる気が復活したんで、パワーは全てそっちに注入〜。そのワリには売れ行きがイマイチだったのでガックシきて免疫力が大幅ダウンしたのと、雨の日にムリして露店出ししたせいかカゼをこじらせて、すっかり復活が遅れてしまいましたとさ。 ま、ピンクリボン問題についちゃー、サボってる間にオフィシャルブログは炎上の末に閉鎖というお約束の展開になったものの、多くの患者の声をペコさんや理人さんがしっかりまとめてくれちゃってるし、ブロガー同盟には60近くもトラックバックが集まってるから問題の経緯も議論のテーマも一望できるし、最凶がしゃしゃり出るコトも無いんじゃね?。 そもそもここで3月からやってきたピンクリボンがらみのエントリーも、過去ログの編集ってな感じでとくに目新しい主張をしてきたワケじゃなし、あとはおまかせでいーかなってすっかり隠居気分。2年半前のピンクリボンデザイン大賞のころと比べて、この盛り上がりには隔世の感がありますねぇ、長生きはするもんですのーおじいさん、ズズズズズ〜(お茶すする音)てなもんだ。 それでも毎日300人以上もアクセスしてくれているし、ランキングも思ったより下がっていないので、ありがたやありがたや、皆さんいったい何に関心があるのやらと、ご新規さんがどんな検索テーマで来てるのか解析してみたら、おおーっと、「土佐和男」なんて懐かしのお名前がトップに。こいつってたしか1年以上前にNHKがやってた国民健康保険の番組でトンデモ発言してたヤツだよなーって思い出して、試しにググって見たら最初のページに「出もの腫れもの」が出てきたんでまたビックリ。さっそくいつも情報収集でお世話になってる(0;"」さんの「ここだけの話」をのぞいてみたら、なーるほど、こーゆーコトがおこってたのか。 柳原和子が死んだ時もアクセスが1000も来てビビったのはグーグルのせいだって知らなかったし、自分の発言がどーゆーふーに扱われてるかって知らないでいるのはちとヤバいかも。 ついでにほんっとーにヒサビサにあちこちの医療ブログをうろついてみたら、おんや〜?割ばし家族が報道にクレームつけたり、ネット上での医療者の発言が患者への中傷に当るなんて指摘されたり、メディアがらみでなーんかキナ臭い匂いがするじゃーあーりませんか。 おまけに「余命嫁」が船場吉兆並の何度目かの焼き直し放送で出てきたのにウンザリしてメディアウォッチャーをサボってたんだけど、これまたヒサビサに今朝のNHK「生活ほっとモーニング」を見てたら、かつて名高き医療ワースト番組「カスペ!」で「最近は事故が隠せなくなったので産科医が少ないせいだという言い訳をしている」という現状認識はどーよ?な発言をしてた勝村久司を出してきて、例の奈良の夫の言い分を代弁させるよーな番組を作ってるじゃん。うーむどうやらまたまた風向きが変わってきたよーですぜ。 つーわけでピンクリボン問題ですっかり頭が局地戦仕様になっていたんですが、ここらで米軍並に再編成。また医療とメディアの問題にぐりぐりとニクハクしたいと思いますんでよろしくねー。 休み中も支えてくれた皆々さま、どーもありがた山のからすとんびであります。鋭意継続しますんで更なる応援のクリックを!!→人気blogランキングへ 前回は、ピンクリボンが患者の心理をいかにうまく利用しているかってーことについてコーサツしちゃったワケだけど、こんな海千山千の広告屋まで使って人をダマくらかすよーなキャンペーンをなんで展開しなきゃーいけないのか?。もちろん、ヘロキチ(Hello Kittyの最凶訳)なんかのグッズを売りたいばかりじゃないだろーし、マンモグラフィーの販売促進にしたって効率悪くね?というギモンがわいてきたところで、次の展開に皆さんの期待がかかってるよーで「インボー説マダー?」の声まできちゃいましたな。 このギモンを考えるのには、まずこの手のキャンペーンがみんなUSA原産の輸入品であることに注目ー。メディアなんかでの取り扱い方も「アメリカではこんなに多くの人が参加しているのに…」てな具合で、暗に日本人の博愛精神が劣っているかのよーな扱いだよな。医療の面だって日本では承認されていないよーな最先端技術や抗ガン剤もバシバシ開発されていて、アメリカのガン患者はちょー恵まれているみたいに見える。「アメリカに学べ!」的なスタンスの乳ガン患者や患者会も多いみたいで、ガン関連の施設やら団体やらをツアーでまわって、カンドーしたってレポートを残してるぞ。 しっかーし、アメリカでガンになれば誰でもそーした治療を受けられるワケでもないし、ボランティア精神も単に民度の差や宗教の問題だけじゃーなかったのだーっ!。 それが分かったのは、マイケル・ムーアの「Sicko」公開に前後して、アメリカ医療がいかに歪んだものであるかとゆー情報がどっと流れ込んできたからと言っていいかも。 もっちろん、アメリカは科学技術では世界の最先端を行ってるワケだから、治療法については確かにスゴい。しっかーし、そんな治療を受けられるのはごく一握りの国民で、MDアンダーソンのようなガン治療の聖地みたいな病院だって「金が無い患者はお断り」という姿勢がロコツであるコトは、このブログの「Sicko封切り!突撃レポート第1弾〜第7弾」を読むか、それでもピンと来なかったら発売になったばっかりのDVDを買うなり見るなりしてちょんまげ。 そんなアメリカでの公的なセーフティーネットは、病気や診療の種類も制限されちゃうような貧困層や老人向けの制度がわずかにある程度。保険証があれば基本的にはどこの病院でも見てもらえ、負担も軽減されているという「国民皆保険制度」の日本と比べたら、ゼツボーのずんどこに落とされている患者の割合ははるかに多いと思うぞ。 そーした医療環境にあって「気の毒なガン患者やその家族」があふれているよーな社会じゃー、それを支えようって運動が起きてくるのはトーゼンじゃね?。たとえそれが社会の矛盾の尻ぬぐいだったり、国民の不満のガス抜きになってるとしても、実際に苦しんでいる人がそのへんにゴロゴロしてるのをほっとけない。そーゆーとこはアメリカ人の人の良さかも知んないね。 となると、日本にそれが直輸入されれば、それが変質するのもこれまたトーゼン。なかには患者の同窓会かよってイベントもあるけど、とくにピンクリボンのバヤイ、日本ばかりじゃなくって主にアメリカの外資系企業の戦略とばっちし一致したワケ。それこそが日本の医療の市場を開放して、患者を食いものにしようってインボーだったのだーっ!!。このあたりはこのブログでも「よーく考えろとアヒルが言った」の記事なんかでもくり返しくり返し言ってるけど、医療関係者の間じゃ常識。知らぬは患者ばかりなり。 これが最凶のモーソーじゃないのには、ちゃーんと証拠もあって、そーゆーアメリカ企業の後押しをするよーにアメリカ政府からもしっかり公式の要望が来てるんだなー。例えばアメリカ企業が多くのシェアを占めてるマンモグラフィーについてだってこんなこと言ってるぞ。 医薬品研究や医療技術の進歩に報酬を与え、促進するためにより適切に加算を適応すること、ならびに革新的製品の価値を十分に認める医療機器・医薬品の価格算定ルールを確立することを米国は望んでいます。(2004年11月22日) この要望のなかには「ITを普及させろ」とか「郵政を民営化しろ」とか「65才以上の高齢者の医療は金食い虫だからなんとかしろ」ってな、ほとんど内政干渉じゃん!て内容がてんこもりだけど、早い話が「アメリカの企業が儲かるように日本の制度を変えなさい」ってコトで、日本政府がそれにヘイヘイ従ってきたのはご存知の通りね。 ちなみに、そんな市場解放のなかでも、もっとも大きなターゲットは日本人が払っている医療費だってことは「勤務医開業つれづれ日記」の中間管理職さんが言うように、医療関係者の間でこれまたジョーシキ。アメリカでは貧弱な医療制度のおかげで莫大な利益をモノにしている外資系保険会社にとっちゃー、日本の皆保険制度はちょージャマな存在だよな。出来ればそんな制度は無くなっちゃったほーがいいんだけど、その突破口の一つが「混合診療」で、これを国に認めさせて、後はなし崩しに民間保険に入ってないと高度な医療がウケられなくなるよーにすればいいワケー。これはちゃーんと例の要望にも書いてありまっせ。 そこでテッポー玉として目を付けられたのがガン患者なのだー!。だって「ガンが治るなら死んでもいい」とセッパ詰まってるから「ガンが治らないのは日本の医療制度のせいだ!」と思い込めば、死に物狂いで行動してくれると邪推すんだけどどーよ。 こないだも国と裁判で争って「混合診療禁止は違法」って判決を勝ち取った患者がいたけど、裁判の後すぐにアメリカの言うコトをハイハイと聞く財界のお偉方に呼び出されて、大喜びですっ飛んでったぜ。それにアメリカ直輸入ガンキャンペーンの中心人物がくっついていったってのがすんきゃー象徴的だけどね。うぷぷぷぷぷ。 つーわけで、ピンクリボンを初めとする日本のガンキャンペーンにとっちゃー、患者は単に使えるコマでしかないってことを皆さんシッカリと自覚するべきでしょーね。 で、なんでこんなインボーをどこも報道しないかって?。そりゃーアヒルをはじめとする外資系保険会社は、メディアにとっちゃー神も同然の大スポンサー様だもん。テレビや新聞を毎日見てりゃー、どれほど多くのCMがこーゆー保険会社で占められてるか分かるでしょ?。ジャニーズ事務所のタレントの不祥事を、どこのメディアも報道しないのと同じですよー。 最凶がすべてのメディアにハブられるのも、死ね死ね団のキョーフにおびえているのもそーゆーワケなのだー。 んでもってランキング上位にあることがこーゆー実態を広く知らせるコトにもなるんで、クリックをよろしく!→人気blogランキングへ いよいよピンクリボン問題も核心に迫ってきたと思ったら、なーんとなんと、ほぼ一ヶ月ぶりにピンクリボン事務局が記事をUPしたじゃーあーりませんか。もっちろん、口が裂けたって他の企業さん」の批判が出来ない広告屋体質「ですから、今回の騒動についてもあくまで「私の軽率な発言で多くの方を不快にさせ」たためにブログが炎上して「様々なお立場、お考えがあることを肝に念じ」たという話にしたいらしく、ついには「今一度、ピンクリボン活動そのものについてお話させていただくべきではという思いにいたりました。」なんてこと言いはじめちゃったよ。おーいダーイジョブかー。 トーゼンこれじゃ燃料投下になるのはあったり前で、さっそく火の手が上がってるよーですが、懐かしの顔ぶれや工作員みたいなのも現われてきちゃっていよいよ宴たけなわですな。うぷぷぷぷぷ。 ま、当ブログとしてはそんなのを横目で見ながら、ピンクリボンをはじめとする企業主導の対ガンキャンペーンの本質をグリグリとえぐるべく、予告通りに粛々と「なぜ乳ガン患者はキャンペーンの食いものになるか」ってーコーサツに突入するのだー。 前に「乳ガン患者はスタンダードじゃない」って記事でもちょいと触れたんだけど、他のガン患者と付合って外側から見てみると、各種キャンペーンやイベントが大盛り上がりの乳ガンギョーカイの異質さがよく分かるんだよねー。しかもそれに多くの乳ガン患者が参加していて、どっちかってーと一般市民より熱心に活動してるふーな印象が強いほど。はっきし言って、他のガンではこーゆーふーな光景はあまり見たコト無いんすけどー。 でもって、当事者がやる啓発運動ってのは、自分たちの権利主張になるのが大部分じゃん。たとえば、薬害エイズや肝炎みたいに責任追及と補償を要求したり、ある特定の病気に効く未承認薬を早く承認しろってなぐあいで、一般市民がそれを支援するってのが構図的にフツーじゃね?。 ところがぎっちょん乳ガン患者のバヤイ、自分たちの権利主張はさておいて、ピンクリボンみたいな一般に対して病気の普及啓蒙キャンペーンに参加して「私たちみたいにならないよーに気をつけてねー」って言うことにヤケに熱心に見えるのはどーゆーワケ?。 乳ガン患者ってーのは、他のガン患者より博愛精神が強いのか、それとも単に気楽でお人好しが多いのかってんじゃなくて、それなりの理由が垣間見えそーですな。 まず言えるのは、乳ガンてのは闘病期間が長くって、モチべーションが宙ぶらりんな状態がダラダラ続くことにあるんじゃないかね。3年生存率が話題になるよーな肺ガンみたいな進行が早いガンなんかじゃ、死に向かいつつあるんじゃないかって緊張感が常に心のどっかにあるみたいだけど、乳ガンのバヤイ5年10年とホルモン療法やったり、10年以上たって再発する例だってあるんだから、そんなにピリピリし通しじゃ身がもたない。そーゆー状態に置かれている患者としては、爆弾は抱えちゃーいるものの常に臨戦態勢ってー意識は薄れてくるし、ダラダラ治療+フツーの生活を続けながら、ある意味なし崩しに「ガンと共生」せざるをえないワケ。 そーなってくると患者的には、乳ガンになっちゃったことに何か意味を求めたいってゆーか、この経験をムダにしたくないってー意識が生まれてくるらしいんだな。年代としちゃーまだまだパワーがある人が多いワケだし、時間的にも経済的にも、ある程度ヨユーはあるみたいだし。あ、これは別にワーキングプアである最凶のヒガミじゃないからね。 ま、病気に対して前向きであることはケッコー毛だらけだし、社会の中でのガン患者とはどういう存在なのか自分なりに考えてくれるんならいいけど、なぜかここで多くがMADE BY 広告屋の安直なキャンペーンに無批判に飛びついて、乳ガン患者として社会的な役割を果たしているつもりになっちゃうんだよなー。 さーらーにだ、メディアに大きく取り上げられることによって、なんだか乳ガン患者は問題なく社会に受け入れられていると錯覚しちゃうんじゃないかって疑いも。だって、はっきし言ってこの程度の活動に参加して満足してるよーな患者が、乳ガンの背景にある医療や福祉やジェンダーなんかの重ーい問題について関心が高いとは思えないもんねー。 もっとイジワルな見方をすると、そんな乳ガン患者の多くがホイホイ肯定してる、ドラ絵門やどっかの患者会代表のオバハンなんかがくり返す「乳ガンになって良かった」なんてアルマジロな発言や、某巨大患者会会長の「乳ガン患者は強く、そして美しく」なんてモットーには、その裏に一種のエリート意識みたいなもんを感じちゃうんだけどどーよ。 そーゆー点から見ると乳ガン患者ってーのは、権利を主張しないから利益を与えてやらなくてもよいし、病気についての関心は高いからすぐ反応してくれるし、コントロールしやすい特性をそなえているし、キャンペーン動員にばっちぐーの存在だったようですな。最近じゃー新米患者の相談相手のボランティアとして使おうって計画も進んでるほどだからね。 しっかーし、今回のヌードキャンペーン騒動は、乳ガン患者の感情のいちばんデリケートな部分にぐっさりと突き刺さってきた、すんきゃー分かりやすい問題だったと言えるんじゃね?。いきなし社会的な存在として自覚させられたっつーか。 んでもってグラマラスやピンクリボン事務局が放っておいてくれたおかげで、かえって情報を集めたり議論したりする時間があったのもある意味ラッキー。ヘンに反応されてケンカしてたんじゃー、これだけピンクリボンについて「正しい理解」が深まることは無かったでしょーな。ありがたやありがたや。がははははははは。 もはや乳ガン患者と対ガンキャンペーンの関係は、昔みたいな牧歌的なもんには戻らないかと思うと感慨もひとしお。 だけどなんで患者を食いものにしてまでキャンペーンを繰り広げたいか。いよいよここで国際政治の恐るべきインボーが明らかになってくるんだけど、ちょー長くなったので続きは次回のココロだー。ただし死ね死ね団(川内康範追悼記念)の魔の手が伸びて来なければね。 「ピンクリボンに集まる声』に関連ブログ続々追加中!!いよいよ広がってまいりましたっ!。是非のぞいてちょんまげ。 どうも偵察が多いらしく訪問者が多い割にはランキングが伸びませんが、数少ないファンに支えられとります。今後ともよろぴく→人気blogランキングへ 世の中じゃ「後期高齢者医療制度」がスタートと同時に「長寿医療制度」に変ったり、がんセンターで麻酔医が大量退職しちゃったりして、医療ネタ的には突っ込みどころ満載なんだけど、ピンクリボン問題から引っ込みがつかなくなったんで、もーしばらく続けまっせ。 さてさて講談社の雑誌「グラマラス」の乳ガン・チャリティーヌードへの患者の拒否反応は、問題が起きてちょーど一ヶ月になるのにまだまだ続いていて、ピンクリボンのオフィシャルブログへのコメントものべ200をとっくに超えてるし、ついにピンクリボン運動そのものについての議論にまで発展しちゃったよーですな。しょせんは被害モーソー女のヒステリックな抗議で終わると思ってたら大間違いだぜ。うぷぷぷぷぷ。 あちこちに延焼も始まっているよーで、4月に入ったら医療問題をテーマにしているYosyanさんの「新小児科医のつぶやき」でもネタになってるくらい。ここに集まっているコメントは患者の視点じゃないんで、NPOやチャリティーについての話題になりがちだけど、ピンクリボンを違った視点から考えるのにのぞいてみるといいかも。最凶的にはYoutubeの乳ガンヌードが見られたのがちょーラッキー!。ちなみにこのブログは医療崩壊についての情報を知るのにいつもお世話になってるんで、ぜっぴおススメ。ただしコメント欄に議論をコムズカシくしたがるケーコーがあるのが玉にキズだけどね。 んでもって、行動力と情報提供でこの問題の中心になった感じのペコさんとこでは、ピンクリボン事務局に「協賛企業にガイドラインを示したらどうか」という助け舟をだしたのに無視されて「第3ラウンド開始?」なんて、新たな行動を考えてるみたいですな。オフィシャルブログへのコメントでは「協賛企業へアピールしよう」なんて声も出はじめていて、いよいよピンクリボン事務局にとっては最悪の展開を見せてまいりましたーっ。 だって、ブログの過去ログ見ると広告代理店の営業みたいなのが仕事としか見えない事務局としちゃー、協賛企業に弱みがあるのはトーゼン。そもそもかなり公的な存在であるはずのオフィシャルブログでまで企業を「さん」付けしてるなんてのはその姿勢の現われだけど、ま、自分で声かけて金出させといて「これはちょっとマズいです」とは言いにくいでしょーな。だから今回、直接関係ないとは言いながらグラマラスの件についてのチョーチン記事は書いても、多くの患者を傷つけた「講談社さん」への否定的なコメントはゼッタイ出せないはず。それやったら広告屋として終わりですからー。事務局が身動きとれなくなっているのは、まさにそーゆージレンマだと思うんだけどどーよ。 だーかーら、協賛企業にチョクで消費者でもある患者の声を届けるってのはけっこー有効かも。実際、うちやペコさんのブログには関連企業が大勢見においでになっているよーで関心は高いみたいだしね。 悪名高い医師と患者の対立煽動番組だったフジTVのバラエティー「カスペ!」をつぶしたのも、乳ガンをネタにした日テレのドラマ「87%ー私の5年生存率」なんていう患者にとって無神経なタイトルを変えさせたのも、スポンサーサイドへの働きかけだったよーですぜ。へっへっへ。 ピンクリボンに関わっているコトが企業のマイナスイメージにつながるってーなったら、なんぼ事務局が得意の言い訳しても追っつかないでしょーな。ちなみに広告の仕事って「5%が当て馬のプレゼンづくり、25%がクライアントの接待、70%が言い訳で、トータルで100%がクライアントをダマくらかすこと」って某代理店に勤めているヤツから聞いたんだけどホントかね。 ま、患者が今までダマくらかされていたのも、こーゆー海千山千の手にかかっちゃしょーがないと思うんだけど、それにしても乳ガンって他のガンに比べてあまりにキャンペーンが突出してるんじゃね?。患者の増加率がすんきゃー高い前立腺がんの「ブルークローバー」なんて今いち盛り上がりに欠けるし。肺ガンのキャンペーンなんてほとんど目立たないぞ。最凶としては「カワイー」と「オイチー」で暮らしている日本の女がダマしやすいからだろーと思ってたけど、どーもそれだけじゃないらしい。 実は乳ガン患者をキャンペーンのターゲットにするのは、ただ企業のイメージアップや検査機器の売り上げだけじゃない国際政治がらみの巨大なインボーまであるってー話は、ちょー長くなるので次回のココロだー。 ピンクリボン問題関連サイトのランキングが下がりはじめてるんで、毎日のご支援のクリックを!→人気blogランキングへピンクリボン 広告代理店 乳ガン |
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