OpenOfficeとは?/ キャッシュワン
[ 499] OpenOffice.org - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/OpenOffice.org
ファイル形式がISO標準と規定されたことで、各国の政府機関によりODF形式のファイルが政府調達の条件に加えられるようになった。欧州委員会では政府調達ではODF形式を用いることを推奨している。日本国内においても、将来的にODF形式が政府調達の要件になる可能性もあり、大企業の政府調達部門を中心にOpenOffice.orgを導入するところも現れている。 アジア諸言語としては、日本語のほか、韓国語、中国語に対応している。複合文字言語(CTL)では、アラビア語、タイ語、ヒンディ語、ヘブライ語に対応している。 ワープロ機能。書式をスタイルで編集することができるのが特徴。これによって、長文の文章の編集が容易となっている。但しMicrosoft Wordに比べアウトラインプロセッサーの操作上の自由度が低い、文法チェッカーなどの機能がついていない等の制約がある。 明治・大正・昭和・平成といった元号。ただし、慶応以前は表示されない。一世一元の詔及び元号法(昭和54年6月12日法律第43号)などに基づく。 言語設定を中国語(繁体字)とすると、中華民国(台湾)の公式紀年法である中華民国紀元などでも表示が可能である。 他のデータベースソフトに比べて他形式での出入力機能が不十分であるが、その代わり、ワープロ機能や表計算機能との連携は密である。 プレゼンテーション機能。機能的には Power Point を凌駕するレベルに達している。Impress には予めテンプレートが用意されている。そのため、プレゼンテーションの作成に詳しくないユーザーであっても、画面に表示されるウィザードに従えば簡単なプレゼンテーションを完成させることができるよう配慮されている。 図形描画機能。作図のみならず、レイアウトの複雑なパンフレットの作成にも活用される。ベクターベースの線画や編集、3Dモデルの作成・回転・影付けなどの機能が提供されている。 選択ウィンドウから数式を選択することもできるが、コマンドウィンドウでコマンドを入力することもできる。慣れると素早く数式を入力することができ、またLaTeXなどとは異なってコマンド編集中にリアルタイムで結果数式が表示されるという利点もあるが、画像をその都度挿入していくことにより複数の数式を挿入した場合ファイルが重たくなり、操作性が損なわれることになる。このため数学の証明問題などのドキュメントには不向きである。 差し込み印刷ウィザードの拡張、箇条書きのデフォルト記号の明瞭化、ダイアログでオプションの表示と非表示の設定を可能化などが行われる。 6月29日に発表された3つの重大なセキュリティホールの修正と、PDF出力時の詳細設定を行う機能の追加が行われた。1.1.5向け修正モジュールもリリース。なお、日本語版にはフォントの扱いに不具合があり、修正ファイルが公開されている。 悪意のあるRTF形式のファイルを開いた場合に任意のプログラムが実行される脆弱性を初めとした複数の脆弱性が修正された。 グラフ機能の大幅な改善とTIFFファイルの処理に関する整数オーバーフローに起因する深刻な脆弱性の修正。日本語版では「滑らかな線」ダイアログが小さすぎて一部設定が変更できない不具合があり、修正ファイルが公開されている。ただし、十分なテストを経ていないため、この機能を利用しないユーザーは適用しないことが推奨されている。 ^ ただし、「オープンオフィス」という正式名称で呼ばれるプロジェクトが別に存在するので、他の略称で呼ぶ方が好ましい。 |
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