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カッコウとは?/ マイワン

[ 653] カッコウ
[引用サイト]  http://www.city.iida.nagano.jp/kankyo/event/checka/survey_206_kakko.htm

カッコウは、5月中旬に渡来してきて「カッコウ、カッコウ」と、高い梢や電線に止まって、さえずるす夏鳥で、初夏を告げる鳥として、多くの市民に馴染み深い鳥である。
体長35cm。尾は長く、くさび形。翼の先はとがる。頭部と体の上面は青灰色。尾は灰黒色で、白点があり、胸と腹は白くて細い黒帯が並ぶ。眼は黄色。カッコウは、自分では巣を作らず、他の鳥に卵を預け、持ち主の鳥に子育てをしてもらう習性をもつ鳥である。
カッコウの鳴き声が聞かれるのは、7月末までの2ヶ月半ほどで、託卵できると、子どもより先にさっと南の国へ帰ってしまう。カッコウの託卵する鳥は、29種にものぼり、主要な託卵主は、オオヨシキリ・モズ・オナガで、続いてセグロセキレイ・キセキレイ・ピンズイ・ホオジロ・ホオアカ・...などの、開けた環境や林縁に棲む鳥達である。
カッコウが、オナガに託卵をするようになった訳は、オナガがカッコウの託卵に十分な対抗手段(卵の斑点、斑紋を変える)を持っていなかったからだったと言われている。それは、託卵されるオナガ・モズ・オオヨシキリの卵が、カッコウの卵と似た斑点・斑紋・線模様を持っているからだとも言われている。カッコウの雛は、育ての親の卵よりも数日早く孵化する。そして、育ての親の卵を巣から外に落とし、育ての親の運んでくれる餌を独り占めして育つ。
分布図を見てみよう。竜西に多く、竜東に極端に少ない偏った分布をしている。竜西では、座光寺の下段・上郷・旧飯田・鼎・松尾・伊賀良・山本・伊豆三穂木等の、ほとんどが標高500m以上の高台で、不思議なことに、天竜川から少し離れた高台の人口密集地である。竜東では、龍江・下久堅の標高500mラインの段丘崖、上久堅の神ノ峰裏の堂平などである。
カッコウもオナガも、環境チェッカ−の多くのみなさんの耳目に映った鳥である。分布図を、先のオナガの分布図と重ねて見ると、カッコウが飯田市内では、今もって明らかにオナガに託卵していることが分かる。大変不思議なことは、カッコウが託卵する鳥はオナガ以外に、オオヨシキリやモズなどもいる。オオヨシキリは、天竜川の河川敷のヨシ原に生息している鳥である。
天竜川の河川敷から、カッコウの鳴き声を確認した報告がないのはなぜだろうか。天竜川の河川敷内の除草作業が、産卵期の5月〜6月にかけて行われていることも、調査結果が物語っているのかも知れない。即ち、産卵しようと願っているオオヨシキリの産卵地の河川敷が、除草されて産卵場が除去されてしまうことを察知して、産卵を控えているのかも知れない。このことは、今回の調査から得た大きな成果であり、示唆である。
これまで伊那谷自然友の会等で、1980年代に、カッコウの渡りの調査をしてきたが、上・下伊那の調査結果でも、人口の多い竜西からの確認報告が多く、竜東からの報告例は少ないという同様な結果を得ている。カッコウは、空の広い竜西を、青森方面にまで北上していて、地形が複雑な竜東には、確認数が少ないことが分かっている。また、中央構造線の渓谷沿いからは、ほとんど確認していないという結果も得ている。

 

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